屈折のカルピス
久しぶりにカルピスを飲みました。カルピスウォーターではなく、水で薄めて飲む元祖なやつです。いやー20年ぶりくらいかもしれません。あたりまえといえばあたりまえなのですが、味はまったく変わっておらず、昔のまんまでした。それが妙にうれしかったりします。
カルピスというと思い出すのが、上がラッパ型でカルピスのロゴがついていた大きめのグラスです。子供のころ、あれが欲しくて欲しくてたまらなかったのですが、確か酒屋の販促用か、贈答品の中に入っているオマケで、大量に酒(か清涼飲料)を買うか、大量にお中元をもらう家でないと入手できなかった覚えがあります。当然うちじゃ手に入れるのはほぼ無理でした。手に入らないと思うと、CMの中で、あのグラスでカルピスを飲む子供がひどくあかぬけて見え、うらやましさがねたましさに変わっていったものです。
あの子のうちは、いっぱいカルピスを買うんだ。だからコップももらえるんだ。
久々に飲んだカルピスは、せつなく屈折していた子供のころのココロまで運んできました。モノって不思議です。
ところで、しんみりした気持ちを共有しようと、夫にこの話をすると、
「うーん、オレはあんまり思い入れないなぁ。というか家にあのコップあったし」
……この、ブルジョアめ、ブルジョアめ、ブルジョアめ、人民の敵!!
8月 13, 2004 子供・コドモ | Permalink | コメント (3) | トラックバック (0)
