2006年12月30日
ザ・ラスト・ミッション
よく言えばのんびり屋、悪く言えばどんくさいたちなので、果たして全部作れるのかどうか結果が危ぶまれていますが、とにかくお節料理らしきものを作っている最中です。何を作るかというと、
・がめ煮(筑前煮のこと)
・金時人参のつや煮
・大根と人参のなます
・酢蓮根
・黒豆
・たたきごぼう
・鶏肉の香り煮
半分以上、自分ひとりで作ったことがないんですよね。わっはっは。とりあえず、「だしをちゃんとひいて作りましょう」という野崎洋光さん (和食の料理人さんで「きょうの料理」によく登場されます) の言葉だけは守りました。
上の写真は黒豆です。これだけは結婚してからずっと自分で作っていました。今ちょうど煮ているところで、あと2時間くらいコトコトやれば完成します。ガスレンジにそのままかけると一番小さな火でも大きすぎてとろ火にならないので、いつも魚焼き用の網に付いていた金属のプレートを間に敷いて火を遠くします。黒豆はカチカチのシワシワに煮るやり方もありますが、家はふっくら煮のタイプ。残った煮汁でおもちを食べてもおいしいのです。
そんなことで、掃除?なにそれ?な台所から今年の書き納めをいたします。
みなさまよいお年を!
12月 30, 2006 料理・食物・食文化 | Permalink
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2006年9月24日
ハッピー・ハロウィン
お友達のゆっきんさんから、かわいくておいしい素敵なプレゼントをいただきました。
*ちゃんとしっぽつき
パッケージを開けたとたんに、このオバケにノックアウトされました。ハロウィンで実際にこんなオバケが来たら、イタズラされてもいいからお菓子あげない~と言ってしまいますね。
帽子をかぱっとはずすと、中にたくさん焼き菓子が入っていました。香りがよくておいしいくて、食べてしまうのがもったいないので少しずつ食べてます(笑)。ゆっきんさんはものすごく多忙な人なのですが、手書きのお手紙まで入っていて、心がほかほかになりました。と同時に、筆不精の私としてはまったくもって頭が下がる思いです。ゆっきんさんは今旅の空なので見られないかもしれませんが、本当にありがとう!
9月 24, 2006 料理・食物・食文化 | Permalink
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2006年9月20日
やまなし
「どうだ、やつぱりやまなしだよ、よく熟してゐる、いい匂ひだらう。」
「おいしさうだね、お父さん」
「待て待て、もう二日ばかり待つとね、こいつは下へ沈んで来る、
それからひとりでにおいしいお酒ができるから、さあ、もう帰つて寝よう、おいで」
(宮沢賢治作 「やまなし」より抜粋、引用)
昨日、今年初めての梨を買いました。そして今日の晩ご飯には、これまた最初の栗ごはんを炊きました。明日はデザートにアップルパイがある予定です。夏が大キライな私は、空気に秋の匂いをかぐとえもいわれぬ嬉しさを感じます。加えてこのように秋は豊穣の時なのです。まだ変な夢は見るものの、体調もそれほど悪くなくなってきました。
「やまなし」は教科書で初めて読んで以来、大好きなお話です。特に2幕目の月夜の場面が好きで、蒼暗い川底の風景を色々と思い浮かべて遊んでいました。短いお話ですし、すでに青空文庫に収められているので、ぜひちょこっとのぞいてみて下さいまし。こちらからどうぞ。
※青空文庫ってなんだっぺ?という方は下のバナーをクリックしてゴーゴー。

9月 20, 2006 料理・食物・食文化, 書籍・読書 | Permalink
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2006年5月26日
困ったときにはおじさんを
おじさまーッ!
はーい、おじさまはここですよ~~
合びきのひき肉を買ってきたので、ピーマンの肉詰めでもしようかなぁと思ったものの、なんとなく気がのらないまま、じっと台所にたたずんでおりました。と、夫が「パスタにすれば?」とひと言。そんなわけで、以前にもここに書いた、カリ城スパを作ることになりました。
上のような材料を焼いたり煮込んだりすると、下のようになります(食べかけで失礼)。今回はちょっとソースの味が薄すぎました。また、カリ城スパを盛りつける場合はやや深めのお皿がオススメです。うちにはちょうどいいものがなく、いつも使っている浅い大皿に盛ったため、肉団子が2個ほど脱走を図りました。
赤いチェックのランチョンマットは、パスタの時には必ず敷きます。ディズニーの「わんわん物語」で、レディとトランプがスパゲティを食べたレストランが赤いギンガムチェックのテーブルクロスでした。子供のころそれを見て以来、パスタには赤いチェック、とすりこまれているのです。
5月 26, 2006 料理・食物・食文化 | Permalink
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2006年5月19日
目覚ましトマト
このところ、帰宅して晩ご飯を作って食べてお風呂の仕度なぞして、ほーとPCの前に座ると、いつのまにかモーローと船をこいでいたりするのです。キーボードを押しながら寝ていた場合、小人の不思議文字が画面いっぱいに並んでいたりもします。
PCの前に座ると眠りスイッチが入るような気がするので、昨日は“トマトのジャム”なるものを作ってみました。去年の夏ごろに「きょうの料理」のテキストに載っていて、ずっと気になっていたのです。しっかり熟したトマトもお買い得品で手に入れました。
レシピ通りの割合で砂糖を入れると、ありえない甘さになりそうだったので、半分に減らしてみましたが、それでもしっかり甘くできあがりました。これからの季節、ヨーグルトに入れて食べるとおいしそうです。
ああしかし、眠い。これを書いている間にも小人が数回出現しました。
5月 19, 2006 料理・食物・食文化 | Permalink
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2006年5月 7日
わしの腹の中を当ててみよ!
と、王様がおっしゃいました。
「はて…えーと…たぶん…チ、チョコレートですか…?」
「当たりじゃ!あっぱれ、褒美にこの菓子を与えよう。たんと食うがよい!」
などと、つい空想してしまうようなお菓子が、今わが家でちょっとブームなのです。その名も「王様のおなか」 もうこのネーミングで半分勝負に勝ってます。製造元は名古屋にチェーンを持つフィレンツェというお店で、最近流行のこじゃれたケーキ屋ではなく、いたって普通の昔から街にあるような洋菓子店です。
あまりおいしそうに撮れなかったのですが、「王様のおなか」の外見はこんな感じ。

「ひょっとしてまた『萩の月』の亜種?」と思われるかもしれませんが、さにあらず。まわりは卵たっぷりで目の積んだ食べごたえのあるシフォン生地で、中にちょうどいい量のクリームが充填してあります。クリームは、ノーマルなカスタード、チョコレート、抹茶の3種類。パッケージには典型的なはだかの王様のイラストが描いてあり、そしてダメ押しをするように、
このシールが貼ってあるのです。私はこの手の演出に弱いので食べる前からノックアウトされてましたが、どうして名前だけじゃありません。かなりおいしいお菓子です。1個120円で5個から専用の王様イラスト付きの箱に入れてくれるので、小さいお子さんがいる家へのお使いものにも向いていると思います。
というわけで、今日のおなかの中はカスタードじゃ!
5月 7, 2006 なにげない出来事, 料理・食物・食文化 | Permalink
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2006年3月22日
ビバ!ミートボール
先週の土曜、深夜のNHKで、故村上信夫さんが講師をしていたむかーしの「きょうの料理」を再放送していました。ひき肉料理特集で、ハンバーグステーキ、ミートボール、ミートローフなど、シンプルながら食欲をそそる料理ばかり出てきたため、真夜中なのにスーパーハラペコモードに。そして翌日の夕飯は急きょミートボールのトマト煮になりました。
分量はメモしておかなかったのですが、ひき肉600gに対して、いためタマネギ1個分とかパン粉1カップなど、かなりわかりやすい量だったため、記憶でなんとかやっつけることができました。肉団子をジュージュー焼いてまわりを固め、トマト缶とにんにくとタマネギで作ったソースに入れて10分ほどグツグツグツ。そして……
自分で言うのもナンだけど、めっちゃくちゃおいしいのができましたよ!(バカ)
お皿に盛る時ふと、「ああ、これパスタにかけたらカリオストロの城のスパゲティだぁー」と思い、なんとも幸せな気分になりました。ルパンのあのスパゲティ、どんなにお腹がいっぱいでも、見るたびに絶対食べたくなる一品です。次回は必ずスパゲティでやってみます。
(Webで検索したらこんなページもありました。このBlogを読んでくださってる中にはいないと思いますが、「カリ城スパ」が何かわからない!という方は上から三段目をご覧下さい)
それはそうと、村上さんの手は魔法のようでした。プロ中のプロのシェフなので当然ではあるのですが、「簡単ですね、全然むずかしくないです」とおっしゃりながら (どうもこれが口癖でいらしたようです)、練ったひき肉のかたまりを両手の中でぱぱぱぱぱぱと叩くと、あっというまにきれいな小判型のハンバーグができていました。1個整形するのが5秒くらいでしょうか。ほれぼれと見入ってしまいました。
3月 22, 2006 料理・食物・食文化 | Permalink
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2006年2月15日
ばてれんたいんでー(?)
ガラにもなく、今年はチョコレートケーキなんぞを焼いてみました。めったに作らないお菓子ですが、私のお菓子作りの師匠は、前にもここに書いたことがある小林ケンタロウさんのこの本です。
バーンと、うれしいおやつ
この本のレシピだと、ケーキでもプリンでもホントウに「ババーン!」という感じで作れます。私のようにたまーに作ってみようかな程度の人や、お菓子初心者の人には絶対におすすめ。
が、よりによって14日という日に夫は風邪っぴきになって帰宅しました。一緒に夫の実家にケーキを持っておじゃまする予定だったのですが、急きょ私だけが行くことに。こんなケーキでは申し訳ない美味な手巻き寿司をご馳走になってしまいました。ありがたいことです(ちなみに夫の晩ご飯はカレーでした。すまぬ!)。
2月 15, 2006 料理・食物・食文化 | Permalink
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2005年12月15日
魔女、プーさんになる
料理にはちみつを使うという話をしていたら、お義母さんからちょくちょくはちみつをいただくようになりました。はちみつトーストも好きだし、この時期は紅茶に入れて飲むとなかなかグーなのでとてもありがたいのです。が、先日ものすごいモノをもらってしまいました。
純粋レンゲはちみつ2.4kg。しかも1992年もの。
13年間ビンの中でこんこんと寝ていたはちみつは、それはもう惚れ惚れと見入ってしまうような琥珀色になっていました。結晶化しているので、パスタをゆでる時に使うでっかい鍋にお湯を沸かして湯煎にかけます。さいばしで結晶をくずしながらぐるぐる混ぜていると気分はすっかり魔女に。「おおばばさま、探すってなあに?」「おや、ナウシカは知らなかったのかい?」などとひとりナウシカごっこをしているうちに、固まっていたはちみつはほとんど溶けてきれいなあめ色になりました。
コーヒースプーンですくってなめてみると…くどくなくてものすごくおいしい!さっきまでの魔女はたちまちクマのプーさんに早変わりしました。「みんな、もう助けにこなくていいよぉ」
これ、もったいなくて料理には使えません。紅茶、バーモントドリンク、はちみつトーストで食べつくすことに決めました。小さな幸せです。
強引にここにちょっと追加。以前Elvish/Hobbit Name Generatorの話で出てきたHoneysuckleは「蜂蜜吸い」などではなく立派な固有名詞で、「すいかずら」の意味でした。こんな花だそうです。
12月 15, 2005 料理・食物・食文化 | Permalink
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2005年11月11日
イタリアのトースト
お昼ごはんどうしようかなぁと、昨日買った食パンの包みをじっと見つめていたら、ふと思い浮かびました。映画「月の輝く夜に」でシェール演じるヒロインが作っていた、風変わりなトーストです。
ブルックリンに住むイタリア系アメリカ人という設定だったので、あれはイタリア料理なのでしょうか。食パンの中央に穴をあけ(あるいはへこませるだけ?)、そこに卵を一個落としこみ、フライパンにオリーブオイルをひいて、パプリカか何かと一緒に焼くというものでした。味つけはよくわかりませんが塩と胡椒だけのような気がします。
パプリカはないので省略することにして、とりあえず作ってみました。うーん。おいしくないことはないけれど、やはり適当に想像で作ったので、いまひとつ何かが足りない感じです。映画ではヒロインとその母親がおいしそうに食べていたし、ちゃんと作ればきっとおいしいにちがいありません。ポイントはたぶん味つけなのでしょう。本当はどういうレシピなのかなぁ…。
この映画で食事というと、もうひとつ印象的なシーンがあります。それはヒロインの母親が近所のイタリアンレストランに一人で夕食を食べに行く場面です。お店は高級なリストランテではなく庶民的なトラットリアで、彼女は常連らしく店の主人とも顔なじみ。この母親は旦那が浮気性なためにずっと悩み傷ついていて、一人で夕食を食べることも多いようなのですが、さみしさとせつなさが表情や口調ににじみ出ているにもかかわらず、店の主人とのやりとりがとてもしゃれているのです。主人も事情はうすうす感じていてそれとなく気を使い、またそれにも味があります。
おばあさんになってもし独り者になったら、外ではあんなふうに食事ができるといいなぁと、今でもちょっとあこがれています。
11月 11, 2005 料理・食物・食文化, 映画・テレビ | Permalink
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2005年9月11日
サンドイッチ万歳
私はサンドイッチが大好きで、お昼ごはん何食べようかなぁと迷うと、たいていはサンドイッチを作ります。夏の休日でもそうめんやうどんはほとんど食卓にのぼらず、お昼はサンドイッチばかり。ところが、サンドイッチはおいしく作るのが意外に難しいのです。
パンに具をはさんでカットする。手順はこれだけなのですが、パンの状態、具の味つけ、パンと具のバランス、カットの仕方などのうち、どこをまちがえても悲しいサンドイッチになります。例えば、焼きたての食パンだとやわらかすぎて失敗するし、パンが薄いのに具が多すぎるとベショベショした水っぽいサンドイッチになる、といったぐあいです。
季節柄、このところキュウリのサンドイッチを作ることが多いのですが、最近やっとキュウリを思い通りに縦にスライスできるようになりました。包丁じゃうまく薄く切れない、スライサーだと指がこわくてやりづらい、と悩みだったのですが、皮むきを使ってみたところ、非常にうまくできました。皮をむくついでに、ひょっとしてこれで…とやってみただけなのですが、思わずニコニコしたくなるほどの出来。
私が思いつくくらいなので、もうとっくにどこかで紹介されているでしょうが、ニンジンや大根など他の野菜にも応用できそうです(あ、大根はサンドイッチじゃなくてサラダね)。
次の課題は、B.L.T.をちゃんとおいしく作れるようになることです。シンプルなものほど本当に難しい。
9月 11, 2005 料理・食物・食文化 | Permalink
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2005年1月15日
天神様のたい焼き
15日にもなって、あけましておめでとうございます、はあまりにも恥ずかしいですね…。なまけものの一年は、かくもなまけものふうに始まってしまいました。
一応元日に初詣には行きました。毎年近所の天神様へお参りしています。生まれが福岡で、子供のころ大宰府へしょっちゅう遊びに連れて行ってもらったせいか、天神様へはそこそこ思い入れがあります。
それと、この天神様へ行く理由がもうひとつあって、毎年ここへ店を出すテキヤさんのたい焼きが大変おいしいからなのです。たい焼き欲しさにお参りするんか!と天神様の怒りをかいそうですが、このたい焼きは本当においしいのです。がわにはちみつを入れてあるとかで、最近はみな口がおごっているので、テキヤさんも色々工夫しているのですね。
あまりにおいしいので、今年は次の日にも出かけていきました(この日はたい焼きを買うためだけに)。ところが、店を開けたばかりで、鉄板がよく温まっていなかったせいか、はたまた慣れていない人が焼いたのか、がわが型からはみでて、なんとも不思議な形のたい焼きになっていました。プラモデルのパーツでいうと、いわゆるバリの部分が盛大にある状態です。
味はかわらないので、夫と笑いながら食べたのですが、こんなことで文句を言うケツの穴心のせまい人もいるだろうなぁと、ちょっと心配にはなりました。
1月 15, 2005 なにげない出来事, 料理・食物・食文化 | Permalink
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2004年11月27日
ハニーローストピーナツ
時々むしょうにジャンクなものが食べたくなります。ハニーローストピーナツもその中のひとつで、今日久しぶりに買ってきてもらいました。
このピーナツを最初に食べたのは初めてアメリカへ行った時なので、なつかしさをともなう味でもあります。国内線の機内で飲み物と一緒にサービスで出てきました。日本で一般的なバターピーナツや塩ピーナツのようにしょっぱい味だろうと思って口に入れ、びっくりした覚えがあります。びっくりした後、この塩甘い味が妙に後を引き、それ以後アメリカの国内線に乗る時の楽しみのひとつになりました ( この旅行で10回ほど国内線に乗ったのです )。たまにハニーローストではない普通のローストピーナツが出てくることもあり、がっかりしたものです。
この旅行ではもうひとつ、アメリカには7upなる炭酸飲料があるということを知りました。スチュワーデスさんが飲み物のカートを押して来て、「どれにしますか?コーク、ダイエットコーク、7up…」と声をかけるのですが、この7upが「セヴナッ」としか聞こえず、どんな飲み物なのかしばらく悩んでいました。
きっちりスーツを着込んだビジネスマンが「ブラッディマリーを」と頼むと、ウォッカのミニボトルとトマトジュースで、カートの上であっという間に即席カクテルを作っていたのも新鮮でした。
話は元にもどります。リンク先の商品はそれらしいポップなデザインの缶ですが、今日入手したものはちょっとびっくりでした。まず商品名が「Strike Eagle」 そして、モノクロのF15戦闘機がピーナツの写真の上にデカデカと飛んでいるというパッケージデザインです。どこをどうひねるとF15とハニーローストピーナツが結びつくのかさっぱりわかりませんが、そういうところがこれまた妙にアメリカらしいなぁと思います。
11月 27, 2004 料理・食物・食文化 | Permalink
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2004年11月 4日
なくなると不安な食材
mixiの友達の日記を読んでいて、ふと、自分が常備していないと不安でしょうがない食材はなんだろうと思いました。お米、塩、砂糖は言わずもがななので除外するとして、こんな感じです。
●なくなる前に必ず買い足すもの
醤油、味噌、日本酒(料理用)、みりん、米酢、だしこんぶ、かつおぶし、
黒ごしょう、小麦粉、サラダオイル(揚げ物用)
●なくなると、いてもたってもいられないもの
にんにく、生姜、鷹の爪、固形スープの素、中華スープの素、ナツメグ、
ごま油、オリーブオイル、だしパック、かたくり粉、パスタ、トマト缶、
玉ねぎ、各種豆の缶詰かレトルトパック
●なくなったことに気がつかず、使う時になってあわてるもの
マスタード、和がらし、わさび、干しいたけ、パン粉、カレー粉、ツナ缶
むむ、もっとあるような気がするのだけれどなぁ。ちなみに干しいたけは夫の実家からいただくことが多いので、めったになくなりません。
11月 4, 2004 料理・食物・食文化 | Permalink
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2004年10月13日
紅玉が食べたい
台風の影響があったのか、今年は紅玉がまともにお店に並んでいません。もともと供給量が少ない品種なので、普通の年でも少ないのですが、日持ちのしない種だし、台風でやられると傷物やジュース用として売ることもできなさそうです。これだけに頼っている農家はないだろうと思いますが、大丈夫なのかなぁ。
酸っぱい系のりんごが好きなので、今年はちょっとがっかりです。
りんごと言えば、ドイツのお菓子にアップフェルシュトルーデル(アップルシュトルーデル)というものがあり、去年の冬に食べる機会がありました。その時はめちゃくちゃおいしかった味に気を取られ、後になって思い出したのですが、これはかの「大どろぼうホッツェンプロッツ」で、カスパールのおばあさんが作ろうとしていたお菓子でした (正確に言うと「ふたたびあらわる」のほう)。子供のころ初めて読んだ時から、ずっと食べてみたくてしかたなかったのです。
去年食べたのは、デメルというウィーン王室御用達のたいそうな老舗洋菓子店のものだったのですが、そもそもは結構庶民的なお菓子のようで、ぐぐってみるとレシピが載ってるところもありました。ジョナゴールドがあれば代用できそうです。
でも、やっぱり紅玉食べたいなぁ。
10月 13, 2004 児童書, 料理・食物・食文化 | Permalink
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2004年9月17日
寿司とプリン
ものすごく久しぶりに、回転寿司屋に行きました。ご無沙汰だったため回転寿司のレベルをあなどっておりまして、失礼ながら思いがけずおいしく食べられました。
しかし、あの、マグロや鯛の横にプリンやチョコレートケーキが乗ってぐるぐる回るさまは、何度見ても笑いをこらえられません。子連れ客が来ることを考えると、商売の手としてはもっともだとわかるのですが、どう考えてもやはり寿司と洋菓子は世界が別のものです。回転寿司とはいえ、寿司が主役のお店では洋菓子の立場があるはずがないのです。
それなのに、注文したお客だけに出されるならまだしも、問答無用で主役と一緒に並べられているため、見れば見るほど居心地が悪そうです。そして、どれも一様に困った顔をして回っています。その様子になんともいえないおかしみがあり、ついクスクスと笑ってしまうのでした。
9月 17, 2004 料理・食物・食文化 | Permalink
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2004年7月30日
いにしえのそうめん
2年ほど前の「きょうの料理」で、「万能!和食の素」なるつゆが紹介されていました。だしと合わせ調味料を合体させたものなので、天つゆやめんつゆとしても使えます。便利なのでちょくちょく作るのですが、1度作るとなかなか減りません。なので、最近のお昼はそうめん大作戦です。夫がそうめんを好まないので、たくさんある頂きもののそうめんを消化する一石二鳥作戦でもあります。
今日のお昼も、さーゆでるぞーと戸棚を開け、昨日でパッケージがひとつカラになっていたことを思い出しました。まだまだたくさんあったはず、どこに置いたっけなーと探していると、ズシリと重い箱を発見。
こ、これは……
私の親父さまは大のそうめん好きで、実家では年中そうめんを切らすことはありませんでした(冬はにゅうめんにして食べます)。しかし結婚する前の年、親父さまは手術で胃の2/3を切除し、それまでのようにめん類を、ツルツルごっくん、と勢いよく食べることができなくなりました。大好きなそうめんも自然とあまりがちになり、捨てるのもなんだからと、結婚するときに上等なやつを1箱もらってきたのです。
これは、その時のそうめんだ…
一般にそうめんは時間が経つほどおいしくなる、と言われます。しかし、いくらなんでも6年前のそうめんが食べられるものだろうか…。
おそるおそる箱を開けると、多少色が悪いものの、虫やカビはついていません。たぶん…ダイジョウブなんじゃないかな……。
食べてから12時間ほど経過したので、オナカへの影響はなさそうです。でも、味は少し、いやかなり落ちていました。ぐぐってみると、出荷する時点ですでに3年物だったりするので、買ってから1年以内がやはり最もおいしいのだそうです。
まだ20束くらいあるんだけど、どうしようかなぁ…。
7月 30, 2004 料理・食物・食文化 | Permalink
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2004年6月27日
おきらくごくらくケーキ
手作りケーキなぞ作るガラじゃないんですが、パウンドケーキがむしょうに食べたくなったので、なんとなく本屋でお菓子作りの本を探してみました。で、タイトルに魅かれて買ったのがこれです。
「バーンと、うれしいおやつ」 小林ケンタロウ著
もう一冊パウンドケーキに特化した本があったんですが、そちらは有名なパティシェのレシピがずらずらと並び、材料は高価 (というか、うちのような田舎ではどこで買えばいいのかわからないものがいっぱい) 、道具と手順もなにやら高度。ド素人にはとっつきにくいなぁと思っていたところでこのタイトルが目にはいったわけです。バーン。
最も印象的で私の琴線に触れたのが、「バターをやわらかくするのも卵や砂糖と混ぜるのも、ぼくは手を使っちゃう。確かな手ごたえを感じる信頼のおける道具」というケンタロウ氏の言葉です。そういえばこれ、実家の母もよく言っていました。手でやるのが一番よ、と。
さっそくフルーツパウンドを作ってみました。バターを手でこねこねしてやわらかくし、これまた手で砂糖とまぜまぜします。いやーこれが、思っていたより数倍楽しい。どろんこ遊びする子供の気分です。パウンドケーキはスポンジケーキみたいに卵白を泡立てなくてもいいので、準備から1時間くらいでオーブンに入れるところまで行けました。
いやまったく、簡単、楽しい、そして自分で言うのもなんだけど、わりとイケル味(笑)。小さなシアワセです。
6月 27, 2004 料理・食物・食文化 | Permalink
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2004年6月13日
その時何を食べるか(続き)
(昨日の続き)
キング氏が登場人物たちにわざとこういうスナックを食べさせて何かの効果をねらった可能性もありますが、それもちがうような気がします。そもそも、大人の男性でさえ朝食に砂糖がどっさりかかったドーナツを食べる国なので、お菓子系のものを食事代わりにする描写に抵抗がないのかもしれません。でも何かもっと別の、根本的なちがいがあるように感じて思いをめぐらせていたのですが、やっと腑に落ちる理由を発見しました。
かの国には(欧米の国と言いかえてもいいかもしれません)、インスタント食品を含む「乾燥保存食」が、日本に比べてとても少ないのです。というか、日本に異常にそれが多いのでしょう。例えばカップスープ。アメリカだと出来あいのスープと言えば缶詰です。お湯を入れて15秒かきまぜたらそのまま飲めるスープなんて一般的じゃないのです。また独身男性の最低ラインに近い食事というと、日本だとカップめんのイメージが浮かびますが、アメリカだとテレビディナーです。最低でも電子レンジかオーブンでチンしないと食べられないのです。
昔からある食べ物にしても、サラミやピクルスはあるものの、日本の干物、梅干、佃煮、塩こんぶ、といったレパートリーには種類でおよびません。さらに重要な点はお米です。アメリカ人は主食の炭水化物でさえ、イーストやオーブン(または釜)といったある程度文明化された道具とややこしい手順をとらないと食べられないのです。そしてたぶん、サバイバル状態なのにダッチオーブンでパンを焼く人なんていません。
と、つらつら書いていたら、ここで夫があるエッセイの一部を読ませてくれました。その文章によると、日本は「水を食べる」食文化だというのです。はっと気がつきました。「乾燥保存食」がこんなに多いのは、日本は水が豊富に入手できる国だからなのだと。考えてみれば、水がある程度確保できなければインスタント食品はたちまち用ナシです。そして水は非常時にはとても大切です…。
もし「ザ・スタンド」の舞台が日本だったら、登場人物は最初はやはりポテトチップスをかじりながら、必死で大量の水を確保しようとするのかもしれません。「UFOのソース焼きそば」を作るために。
6月 13, 2004 料理・食物・食文化, 書籍・読書 | Permalink
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2004年6月12日
その時何を食べるか
「ザ・スタンド」がいよいよ佳境に入ってきました。読むのをやめられません。
キング氏の本はどれもそうなのですが、登場人物が着るもの、食べるもの、乗るもの、その他日常生活で使うものがすべて異常なほど細かく描写されています。例えば、ただのブーツではなく「L.L.Beanのワークブーツ」とか、ビールのパックではなく「クアーズの半ダースパック」といった感じです。L.L.Beanやクアーズくらいならなじみがあるものの、私のような日本人がみてもピンとこないメーカーやチェーン店のものもたくさんあります。もちろんわからなくておもしろさが半減するということはないのですが、アメリカ人ならここである種の感情を共有できるんだろうなぁと思うと、ちょっとくやしくもあり、うらやましくもあります。
あらすじみたいになると読んでいない人にヘンな先入観を与えてしまうのでおおざっぱになっちゃうのですが、「ザ・スタンド」の前半では登場人物の多くが一種のサバイバル状態で旅をします。当然食べるものも非常食に近いものばかりで、これまた何を食べたかが細かく描写されています。本筋とはちょっと離れているかもしれませんが、そういった箇所を読むたびに、アメリカ人の最大公約数の食文化がありありとイメージできて、改めてオドロクというか軽いカルチャー・ショックみたいな感じを受けています。
このサバイバルはちょっと変わっていて、衣食住を含む豊かさはそっくり全部残ったまま人間がほとんどいなくなって社会が機能しなくなっている、という状態なのです。つまり、生鮮食料品以外の品物はお店から手に入れ放題なわけです。で、登場人物たちは朝食や昼食に何を食べるかというと、「リッツのクラッカー」や「ナントカのビスケット」や「ナントカのポテトチップス」という描写がとても多いんですよね。
非常事態なんだからカンパンみたいなものかもしれませんが、これが日本人だったら、どうにかして火をおこして湯を沸かし、スーパーからカップめんかインスタントラーメンを取ってきて、というふうになるような気がします。年配の人がいれば、お米と梅干と飯ごうをどこかの家から探し出しておにぎりくらいつくるかもしれません。商品は取り放題なんだから、そんなオヤツみたいなものじゃなくてもっと“ゴハンらしいもの”を食べればいいのに、と思えてくるのです。
(何か長くなりそうな予感がするのと、お腹がすいてきたので続きは次回に…)
6月 12, 2004 料理・食物・食文化, 書籍・読書 | Permalink
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